市街化調整区域とは?わかりやすくまとめてみた。
3/9追記
四十雀さん(id:sizyuukara-1979)よりコメントを頂きました。
皆様、参考にしてください。
こんにちは。普通のサラリーマンです。
今回のテーマは、市街化調整区域です。
市街化調整区域ってどんな地域なんだろう?
何か気を付けることってあるのかな?
不動産を購入する場合に、気になる部分としては立地がまず気になりますよね?
これから発展していきそうな地域なのか、それとも田舎なのか。
それらがある程度わかるのが、都市計画になります。
都市計画は市街化区域と、市街化調整区域に分かれています。
市街化区域に関しては、読んで字の如く発展させていく地域のことを指します。
しかし、市街化調整区域については制約も多く、わかりにくい部分が多くあります。
その中で、不動産投資に必要そうな部分を抽出してまとめてみました。
都市計画についてよくわからないという人には、役立つ記事になっていると思います。
市街化調整区域とは、「田舎」のこと。
田舎特有のメリット・デメリットがある。
それでは深堀していきます。
市街化調整区域とは
一言で言うと「田舎」のことです。
住宅などを積極的に作ってはいけない地域のことを指します。
積極的に住宅などを作ってはいけないと言うことは、ちょっとだったら作っていいってことですよね?
なので、建物を建てる場合は、都道府県知事の許可があれば建築することが可能になるそうです。
建物の建築だけではなく、リフォームをする際にも申請が必要になるようです。
銀行融資には不利な地域!?
銀行に融資を申し込む場合は、市街化調整区域の場合、評価額が伸びない場合があります。
融資を頼りに市街化調整区域の物件を購入する時には、評価額にどのような影響が出るのか、可能な範囲で銀行員さんに聞いておくと良いでしょう。
下水道が通っていない場合、経費がかかる!?
市街化調整区域の場合、下水道が通っていない場合があります。
その場合は浄化槽の設置が必要になります。
しかし、この浄化槽。
経費がかかります。
我が家も浄化槽がありますが、年間1万3千円位の管理費と、2年に1回の清掃費がかかります。
清掃費は2万円くらいです。値段は業者さんによりけりだと思いますので、所有している物件の地域の業者さんを調べてみると良いと思います。
投資用物件の場合、馬鹿にならない経費になりますので、その他の経費と合わせて慎重にシミュレーションしてみてください。
市街化調整区域は、色々な施設から遠い
病院やスーパーなど、生活に必要な施設から遠い場合もあります。
その場合、収益物件として購入する場合は要注意です。
理由は駐車場が必須になるからです。
土地も広いと思うので、駐車場が無いという場合は少ないとは思いますが、地方であればあるほど、駐車場は必須になります。
税金が安い
今まで、悪い点ばかりを書いてきましたが、良い点もあります。
市街化調整区域は都市計画税の負担がありません。この点はメリットと言えますよね。
また、土地の固定資産税も安く済みますので、税負担は軽いです。
本当に馬鹿にならない税金。
自分の努力ではどうにもならない税金なので、少しでも安い方がいいですよね。
他のデメリットよりもメリットの方が勝つ物件もあるかもしれません。
静かな環境
市街化調整区域は、大きな道路な道路が無い場合が多いため、静かな環境の可能性が高いです。
入居者さんの好みにもよりますが、静かな環境が好きな方にはいい場所では無いでしょうか。
まとめ
今回は、「市街化調整区域」についてまとめてみました。
投資用物件として、市街化調整区域の物件はアリかナシかで問われたら、
私は「アリ」だと思います。
ただ、需要がちゃんとあることを確認したりとか、出口をどうするのかなど、しっかりと考えた上で購入した方が良いと思います。
なので、事前のリサーチはしっかりと行うようにしてください。
投資は自己責任です。くれぐれもご注意ください。
それでは今回はこの辺で。